ogisan のブログ

DIYで外壁リフォーム、そして秘密基地

DIY外壁リフォーム 26 号外「外貼断熱」「敷居修繕」

「DIY 09 番外編 DIY魂9.屋根裏断熱」にて、
   ジジさんの部屋、暖かくなったよ ♡♡
   ババさん   :この部屋は、寒いぃ~だよ~ぅ


そう言われてみれば、壁から畳に隙間風の様に「冷気」が流れて来るのが分かるのです。
我家の壁は安上がりな「内断熱」。
 柱と柱の間に断熱材(グラスウール)を一層入れているだけなのです。
隣に建物が無いので日当たりは良いのですが、夜は地表面に強い冷気が溜まります。
「これは、冷たい・・」


             (双方メリット・デメリットがあります。 出典元:不明 ごめんなさい)


DIY案:
1.腰板を貼る
  畳から50㎝位の高さまで「板」を貼れば、断熱効果が少しは高まります。

         

  ババさん:見栄え悪くならない様にね
  結果  :ボツ
       板一枚での断熱は僅かな程度です。
       やるなら、合板で壁一面に、間に発泡スチロールを挟む構造位にしたい。
       4㎝の厚さの壁を付けるのは、畳の部屋では上手くいきそうにありません。


2.外断熱 :ボツ

3.外貼断熱
:ボツ
  「外貼断熱リフォーム」とは、既存の外壁に「硬質断熱材」を貼るという工法です。

       

  DIY で「足場」は二度はもうやらない。
   サイボーグ化した体では、体裁を整えての施工が重く伸し掛かってきます。ムリ。
  業者さんだと100~150万円くらいかなぁ。
  再塗装が全て無駄になるので、絶対にボツ。



3.京都の旅館
  かなり昔、私がまだ若くて日本国内を巡って仕事をしていた頃に見かけました。
  建物の裾に、腰元位の高さに低く「(たぶん)葦簀」が立て掛けてあるのです。
   Q.これ、なに?
   A.雪で土台が痛まないように「雪除け」どす。
     地面の冷気も止めてくれはりますので、床下が冷え難くなるのどす。
   どこでも地方の方言って、良いですねぇ。私は長崎弁。


  裾部分だけ外貼断熱:これだぁ !!
  早速試してみました。

  

  結果:壁は「冷たい」ですよ。
     しかし、壁からの冷気が「流れ落ちて来る」のは消えました。


  京都「葦簀」は誰にでも簡単に設置できる、部分的な「外貼断熱工法」だったのです。
  生活の知恵ですね。


    ジジさん:どうだったぁ? 少しは寒く無くなったぁ?
    ババさん:うーん、あまり変わらないかなぁ。
         壁? 違うよぅ、寒いのは “ ここ ” なの!
         “ ここ ” から、冷たい風が出てくるのぉ !


  “ ここ ” って、畳と障子敷居の隙間? ・・だったのぉ?
        

        これと電話機を使うためです。


  確かに冷気が噴出してくるのは知っていたんだけど、“ここ”の事だったのかぁ・・
  実は、光電話やインターホンの線を、天井ではなく畳の下に潜らせて、
  畳を上げるときに敷居が華奢な固定で「動」いて、隙間が出来ているのです。


なんだぁ、新聞紙でも千切ってパッキンすれば ・・ 多分、二度と手を付けないでしょう。
DIY魂1:いいや、今回は手抜きをしないのです。
      敷居をきちっと固定して、隙間を無くしましょう。



4.敷居修繕
 1)畳を上げて・・
     白い粉は「ムカデ殺虫剤」です。

      

  原因:いや私も悪いのです。
     インターホンはここから床下に、光電話は敷居との隙間に配線して・・
     しかし、敷居を「鉄釘」一本打って止めているだけです。
     接着していない。  そりゃ、グラグラ動く訳です。


 2)補強
   錆びた「鉄釘」は、絶対に抜けません。

   対面側をワーシャーを通してコーチと「木ネジ」で固定するしかありません。
       

      どれにしよう    支点になる上は木ネジ        シリコン塗布(錆止め)
   これでもバールで畳を上げれば緩むかも・・


   豆知識:釘やネジは垂直に打つ(脳天打ちと言います)
       垂直の荷重方向を支える場合は、正解です。
        しかし、釘やネジの耐抜去力以上の力が加わると、抜けてしまいます。
        釘・ネジと木材の接している面積で抜ける力に耐えているだけです。
       釘やネジの抜去力を上げて抜けないようにするのでしたら、
       釘には真直ぐにハンマーを当てて、釘は「斜打ち」にするのが正解です
       斜めにすることで釘の抜ける方向に対しての「力のモーメント」の理屈で
       (省略)
       抜去力は数倍向上します。

            

       足場も、後のブログ予定「ウッドデッキのリフォーム」にもこの工法を取り入れています。

           


    


 3)シリコンで固定 失敗 「木工ボンド」で添木が正解

         

       「がんこたわし」でしっかりとケレン  幅10㎝でシリコンを奥まで充填    板で接着
   ああー、失敗 !!
   板に木工ボンドを塗って差し込めば、ネジ以上の強度になるのでした!
   だから、やはり素人なのですねぇ・・
   シリコンの隣に、追加工しました ♡



 4)乾燥


     

      防湿シートもいい加減な施工だったので一枚追加        室温8℃、ひたすら暖房
    もう、こんな時間に

         

    表面ではなく木の芯まで、夕刻まで温めます。
   畳を戻して、これで30年耐久です。

               

               障子破れは孫っ子の記念碑
  結果は、明日の夜にならないと分かりません。



DIY魂2:「部分外貼断熱」は何かの方法で実現したいと考えています。
 ジジさん:丸太で裾を積んでも良い?
 ババさん:良いよ(言い出したら、こいつは聞かん・・・  



取りあえず「コンパネ」は暫定としてしばらく残して、
暖かくなったら工事しようと「策」を練っています。


完成しましたら、後日に掲載していきます。どうか、お待ちください。






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