ogisan のブログ

DIYで外壁リフォーム、そして秘密基地

DIY 秘密基地06 「下塗り」その二

  ジジさん:今度はいつ来る !! (孫っ子です)
  X△#※◇$%&=~|)'(&?><_\


  ・・略・・


  P・F・ドラッカーにもない「水掛け論」では、結論は得られません。


1.下塗剤の性状
  本来は木材には使ってはいけない「日本ペイント 水性パーフェクトサーフ」
  こんな感じに仕上がりました。

      

  下塗は「難しい」と、実感です。
  基本は「薄く塗る」
  かなりシャブシャブに薄くしましたが、実はこれでも「膜」が張っています。
  そして木材の生地に、ほとんど浸透していません。
                ある意味で「・・これは、すごい」と感嘆しました。



2.乾燥
  塗装翌日から、雨天気味です。
  上塗り塗料は水を弾きますから、特に大きな問題にはなりません。
  しかし、下塗は「水に当てたくない !! 」
  物置部分に簡易的に屋根を付けてはいましたので、取りあえず避難。
  幹は隠せるのですが、4m長では納まり切れません。
  結局、もう一週間近くになりますが、末口部分は 時々雨 に打たれっ放しです。


  Q.天気予報 見ていなかったの?
  A.プラス思考で、何とかなるかと・・・
    多くTVニュースなどで「想定外でした!」との答弁は、この理屈です。
    しかし、東日本大震災 福島原発事故 から丁度10年

        出典NHK

     リスクの大きさから「マイナス思考」で積み重ねて想定して貰わないと困ります。
     思想的な考えの主張になるので、以上です。
     忘備録は事実の積み重ねにすることにしています。




3.下地が悪いとどうなの?
  こんな風に、剥がれてきます。

    

      正確には、これは下塗していません。下地処理もしていません。
      そのまま「ファインパーフェクトトップ」でさえも、下地が悪いと剥がれます。



4.なぜ剥がれるの?
  「木」の繊維は、「水分」と「油分」を含んでいるからなのです。
  「水分」には、「水性塗料」であっても弾きあって付かないのです。
  「油分」 は、「油性塗料」であっても弾いて付きません。
  そうやって「木」は腐らないように自分自身で自分の体を守っているのです。
  考えてみれば

         1000年以上の年輪、すごい‥‥


  
5.下地処理って?
  屋内で棚等に使う板や角材は、表面がつるつるに滑る位に仕上げらている事もあります
  しっかりとサンドペーパーなどで木材の表面を「荒らす」事によって、
  表面積が格段に増えて、また生地の断面から素材に染み込んで食いつかせる事で、
  剥がれないようにする事を言います。
  基本は「下塗り」「中塗り」「上塗り」が塗装工程に変わりません。


  今回は「使い込まれた足場丸太材」です。
  既に、下地となる表面が荒れているので、下地処理は必要としません。

    




6.下塗り 完了

    

  結果:幹は  全数下塗りする事に
     小口は、油性塗料を吸い込ませて「樹脂化」作戦に戻します。
         塗っちゃったものは、もうそのままでノープロブレムです。




7.残った塗料の処分
  間に戻せるのは戻したのですが「希釈」したので入り切りません。


  そこで、前々から塗りたかった「ベニアテーブル」の裏面

      すごいでしょう?

  たっぷりと塗料を落として、

    


    Q.「薄く塗る」が基本だったのではないの?
    A.これは塗装ではなく、塗料を吸い込ませて「樹脂化」が狙いです。
    Q.なぜ、もっと早くやっておかなかったの??
    A.・・・・・・はい・・・・・・




8.「ワゴン車」も
  「3.下地が悪いとどうなの?」の主は、このワゴン車です。
  元々は「屋内用」なのを屋外で使うこと自体に、多少の無理もあるのです。
  
  剥がせるところは、剥がし取ります。

      

      裏面                    塗料、使い切りました


    これは「下塗塗料」なので、外装塗料要件を満たしていません。
    このままでどうなるのか、試してみたい気もしますし・・・
    早く「上塗り」した方が無難ですよね・・・




9.コーヒータイム
   住宅街の中ですが、贅沢な気持ちに成れます ♡♡

  





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