ogisan のブログ

DIYで外壁リフォーム、そして秘密基地

DIY 13 物置「棚板」の作成 つづき

雨は上がっていますで、作業は続けられます。


「反り」
  棚板に重量を掛けると、少し「反り」ます。
  「幅45cmにすれば・・」と期待していたのですが、やはり少し気になります。
  「合板」は常時圧力を受けて反ったままになりますと、反りは元に戻らなくなります。




.補強
  木の板を当てて、補強することにしました。
  板全面に拡がるように木工ボンドをウネウネとつけて、

   

  背面に接着して、表からスクリューで止めます。

   

  強度的には、こんなに大量のボンドを必要としませんが、
  屋外で使用しますので、湿気が合板に伝わらないように塗装代わりにです。




2.補強板の補強
  「補強板」は木パレットから剥がした板を使いました。
                板の剥がし方は何れブログに掲載させていただきます。
  見栄えに関係しない補強だけの板ですので、程度の悪い割れた板を選別して

   

  皮肉ですが、「補強板」の補強をすることになりました。
  接着面を強く密着させることがPointです。


  これで固まりますと、補強部の方が板より強くなりますから
                         「木工ボンド恐るべし!」です。




3.棚受け
  塗装後に、棚の骨組みにも筋交いを利用して「棚受け」を付けました。

      

  通常はLアングルを使いますが、角材の端切れをスクリューで止めただけです。
  これで多少の重量が載っても、1.5mの棚板でも殆どたわむ事はありません。




4.塗装
  「合板」は下塗りせずに、塗料を吸わせて表面を樹脂化することにしました。
  木板ならともかく、合板で30年耐久にするにはこれしかありません。


1)塗装ローラー
  レギュラーサイズは大げさなので、ミニローラーです。
  100均で「3個100円」と、「スペア2個付き塗装ローラーハンドル100円」と、
  ローラーを凝視しても「同じ」にしか見えません。
  何か違いがあるのか迷いましたが、ハンドル付を選定しました。

        

        上がレギュラー、下が「ミニローラー」です。



3)塗装
  合板の小口には吸い込みたいだけ塗料を吸わせて、
  端部の一回目を塗りします。

     

     補強板は木材ですので、一回目は省略して塗料を節約しました。


  二回目の塗装です。
    裏も             表も

     

   コンパネは既に片面には合成樹脂で表面塗装が施されていますが、事はついでです。
   これで雨や湿気の影響を防止します。




6.柱の「蹄鉄」
  棚板を載せると物置が持ち上がらなくなりますので、
                今の内に骨組みの柱に蹄鉄を履かせることにしました。
  
  まず、鉄板を柱の寸法に合わせて切り出します。

       鉄板は塗料缶の端材を利用しました。


  これを折り曲げて「箱」にして、内面に「シリコン充填剤」をタップリと塗ります。

     


  柱に履かせると、シリコンが溢れ出てきます。

       


  そのシリコンを箱の「淵」に塗り込みます。

         完了です

     大切なのは、鉄板にではなくて、鉄板と木材の境目の淵を塞ぐように塗ります。


  木造の柱を雨水による腐敗から守る技法です。
  30年耐たせるには、これが必要です。
  大工さんは「釘」で打って留めるのですが、今はシリコンという武器が使えます。


  影の声:最初にやっておけば良かったのにねぇ。




7.棚板設置

    

    無事、棚板収納完了です。
    棚らしい姿になってきました。




8.問題発生
  ここで、大きな問題に「気付き」ました。
  写真の通り、棚の前面間際まで「丸太」が押し寄せています。
  扉を付けると 「扉が開かん!!」 ・・ になってしまう事に ・・
  たった今、気付いたのでした・・・



                             次回は「扉編」です。





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