ogisan のブログ

DIYで外壁リフォーム、そして秘密基地

DIY外壁リフォーム 07 「決意」そして「外壁洗浄」から

外壁の表面は既に「粉」を噴いた状態で、指で触ると指先に白い粉が付着してきます。
紫外線・熱・水分・風等により塗装面の表層樹脂が劣化し、
塗料の色成分の酸化チタンという顔料がチョーク(白墨)のような粉状になって現れる事から「チョーキング現象」といいます。

業者 :塗装がだめになっていて、このままでは雨漏りしますよ!
建築士:いや、まだ下に塗装膜が残っているので、直ちに雨漏りにはなりません。
    そのために塗装は二度塗りしています。「膜」が防いでくれています。
    建物を子供に残すのなら再塗装、自分の代だけならこのままでも。
それから10年・・
決意 :築35年でも、手抜きされていない建物なら本来は持つのです。
    我が家は体裁の問題ではなく、建物自体が「持たない」と診断に至りました。
    私が生きているうちはメンテもできるものの、
    残ったババさんの代に、再塗装では済まぬ大きな費用を投じる事は必須。
    今「家を直す」事はDIYでも出来る。
    安心して暮らしていって欲しい・・の願いからでした。
ババさん:ハイハイ、もう好きにして良いよ。怪我だけはしないでね!
目標 :「30年ノーメンテナンス」


必需品「高圧洗浄機」(未使用中古品¥6500)

        

    選んだのは「ジャパネットたかた」仕様の「ケルヒャー製JTK38」
     純正は「吐出圧力 9MPa(メガパスカル)」、たかた仕様は「10MPa」。
     この「1Mpa」の違いは、とても大きい違いと感じました。
     特にケルヒャーの「サイクロンジェットノズル」は吹き付けるというよりも
     「水の円周で切る、削る」ので、外壁洗浄も十分に可能です。


チョークだけでなく、埃・汚れも落としておかないと塗装剥がれになります。
特に汚れは自動車の排気ガスなど油分を含んで、塗料を弾いて乗らない事もあるらしい。
Q  :どれくらい洗浄すればよいの?
    当て続けていると外壁サイディングの痛んでいる部分まで削れます・・
リフォーム店の塗装技術の担当者に伺いました
A  :旧塗膜は剥がせるだけ剥がしてください。
    痛んでいる個所は落としてしまう位でいいですよ。



「やっちゃったぁ! 大失敗」
結果、サイディングの表面を削っては(絶対に)いけませんよ。
サイディングが肌荒れを起こして、見っとも無い塗装面になります。


どうする
1.下塗塗料で下塗すれば、肌荒れは納まる事が分かりました。
  しかし後のブログで説明させて頂きますが、今回は下塗をしない方法を撮りました。
2.何回も塗装を重ねる事にしました。
   塗重ねた分だけ塗装の耐久性も上がりますので無駄ではありません。
3.隣家に接した面だけでしたので、まだ救われました。
4.お知り合い頂けた塗装業の方から
  チョークは元々は塗料に含まれている成分で、
  塗料に馴染むので多少残っていても全く問題はないです  ・・と教えられました。


反省:リフォーム店だけを鵜呑みにして、折角に知り合えた専門家にも伺うべきでした。
   「専門家」の意見を伺うのは とても有効ですが、
   偏らない様に複数の方々に意見を募って、自分で納得できる意見を選択しましょう。






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