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DIY外壁リフォーム37 ベランダ床の再塗装 その二

前回ブログでは、FRPのベランダ床には下塗りが必要と分かりました。
元々ベランダ床には人が載って荷重がかかって剥がれ易くなるはずですから、
「二液ハイポンファインプライマーⅡ」を残しています。
この下塗塗料は、強いです。 流石ニッペブランドですよ。
ほとんど空ですが、もうここにしか使わない予定ですので、使い切りたいですね。



パーフェクトサーフは水性ですので、こういった樹脂類の下塗りには使えません。

     

   シンナーも一滴も残っていませんでしたので、
   このベランダ床再塗装だけにシンナーも購入しました。
   いつもは楽天の方が安いのですが、今回はAmazonから購入です。
   二日後にはAmazonの方が高くなっていましたので、よく調べないといけません。



先ずは「養生」です。
プロなら、この程度では養生はしません。
素人は失敗するので、養生します。


「下塗り」は、ローラーでも刷毛でも使い捨てになります。コチコチに固まります。
ローラーを一本下すのも勿体ないので、使い込んだ手刷毛で塗ることにしました。


「下塗り」こそ薄く塗らないといけません。
2年間放置してきた缶ですから、少しおおめにシンナーで希釈しました


ところが、FRPは表面がザラザラしているので、塗料を多く持っていかれて、
                           厚い塗装になってしまいます。
そう、まるでコンクリート地面を塗っている感じです。


どうしよう・・・ 今からでもローラーに変えるか、シンナーを追加するか ・・・
ええい、面倒臭い !!
やっと首の手術後から回復してきたところで、何となく疲れて体がだるいのです。


こういう時は正しい判断が出来ないのですねぇ、
もう、このまま、出来る限り薄くなるように広げながら塗る作業を続行です。
「ニッペの塗料は強い」と言い聞かせます。


一応、塗り終えました。

   

                   やはりもう少し希釈を多くしておくべきでした。
                   刷毛目が付いています。
                  (恥の)上塗りで誤魔化そう ♡



塗装は面倒くさいもので「乾燥」させなければ上塗りできません。
少し厚くなってしまいましたので、二日間天日に当てて乾燥させることにしました。



上塗りは新しいローラーを下す事にしました。  もう、失敗は出来ません。
塗料は「ファインパーフェクトトップ」です。

           

           「床塗料」もあるのですが、グリーンです。
           F.P.T. は外壁用ですが、微弾性塗料です。
           この塗料で「割れ」が起きた所はありませんので採用しました。
           もし大失敗だったら、グリーンの床塗料で塗り直します。




一回目の上塗りは、下塗りと考えて、希釈もやや多めにして出来る限り薄く塗ります。
下塗りと、上塗りとが強く結合してしまいさえすれば、
                二度目以降はそんなに気を使わなくて構いません。



塗料がサラサラになる程度に希釈して、塗りにくい所から塗りこんでいきます。

     

          

                     いい感じの手応えでローラーが転がります。


しかし、面倒くさいですねぇ・・・、足元だけ避けて塗り込まないといけません。
残した足元は、部屋から身を乗り出して塗るしかありません。


塗料を「塗る」と、「塗り込む」の違いがようやく分かってきました。
「塗る」は、塗料を載せるだけ。
「塗り込む」は、下地に食い込むように塗料を密着させることです。


難しくはありません。
ローラーを一回転がして塗料が付いただけでは、剥がれてきます。
ローラーを縦縦横横、何度もローラーで重ねるように万遍に塗るだけで良いのです。
プロが全身を使ってシャカシャカとローラーを転がしているのは、
         早く作業するだけでなく、塗り込む ようにしている為なのですね。





塗れたぁ ♡♡

   




標準作業では、二度塗りには2時間置けば良いとなっているものの、
完全な硬い塗膜にするために二日間置く事にしました。
いいえ、本当は一週間位を養生させたいのですが、作業が進まなくなります。


すると、翌日に雨が・・・
塗料は乾いているので問題ないと言い聞かせます。

   

                                    あーあっ



二度塗と、三度塗りまでは超薄塗りで来ています。
バケットに残った塗料は極少量なので、塗料缶に戻りません。
ついでに、ダイニングテーブル作業台も同じように塗っておく事にしました。

          

          ニス仕上げの屋内用ですので、屋外には塗装は欠かせません。




4回塗ろうと思っていますので、いつにするかお天気と相談します。

          

          よし、今日6月3日しかない。
          二日間乾燥させれば雨になっても大丈夫です。




出来たぁ ♡♡
4回目はほぼ適正希釈です。
これで全体を適正希釈に換算すれば、上二度塗りと同じ位の膜厚になっているはずです。
           

   


外壁の場合は最後の仕上げほど薄く塗り込みますよ。
      キラキラ輝く美しくて強い塗装になります。
      ベランダの床は「輝かんでも良い」「艶消しでも良い」のです。


サボテンは、未だ少しカウンターの上です。

         

         今ベランダに戻すと、鉢底の部分の塗装が痛むか、剥がれてきます



多分、ベランダ床は1~2年後に再塗装します。
完全に硬化した塗膜ができた「塗装」となるのに、それくらいの期間が必要なのです。
ここは、2年後にでも再塗装ができる場所です。


我が家の外壁も、2年を過ぎた今位に、もう一回塗装したいのです。
完全な「塗膜」の上にもう一度塗り込むことで、
一番上の塗料が劣化してチョーキングを起こしても、下の塗膜で進行を防げます。
木の「年輪」と同じ理屈で、とても強い塗装になります。


                  しかし ・・・・もう二度と、足場は組まんです。



お片付けしてお仕舞です。
使ったローラーはシンナーの入っている缶に入れて、陽があたらない何時もの場所に・・・



あっツ、あーッ、、、シンナーが、まだ4ℓ 在ったぁ !!

            




駐車場の再塗装で必要になるので、まぁ良いっかぁ ♡♡   ・・・ 楽観主義です。




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