ogisan のブログ

DIYで外壁リフォーム、そして秘密基地

我が家は大丈夫だろうか? 南海トラフ巨大地震

耐震補強工事助成の条件:自治体での無料耐震診断を受けて・・・
  無料診断3条件  :①昭和56以前の建物 ・・・
  我が家は昭和63年築ですので、もう②以降を読む必要はありません。
    コップ理論:マイナス思考:#V※#$%’&$%&’’’(#=#)~!!!!!!!
          プラス思考 :愛知県区画整理事業で建てられた建物
                 当時の一定の新建築基準を満たしてはいる(だろう)


自己診断:揺れの強い方向に対して、
     拭出窓が大きな開口部に増築部分が張出し、建物の耐力は‥弱い‥構造なのです
     実際には水平・垂直、四方八方から力が掛り、捻じれもします。

 


考察  :建築当時の建築基準法では「震度6程度を考察」のようです。
     南海トラフでの当家付近の震度予想:「震度6弱」
     (しかし、今現在ハザードマップの見直しが図られています)



補強は可能か??
             ・・・・・ 中略 ・・・・・・
     強い揺れの方向に対する補強は、投資 vs 効果 から「困難」でしょう。



結論:マクレガーのコップ理論の「プラス思考」を採用することにしました。
   DIY魂 < 諦めの境地 = 地震・火災保険には加入している ・・・ 何とかなろう ・・・ 



次に「秘密基地」の耐震性です。
今思えば、少しケチッているところもあります。予算0を目標にしていましたので・・・
部位の「強度」は計算していますが、構造計算は出来ていませんし、出来ません。
頭に浮かべて空想するか、格好つけるなら「思考実験」で確かめるしかありません。
一秒間に3回以上で、上下左右、あらゆる方向から揺れます。
それが何秒間か続く
これまでは「ゆっさ、ゆっさと揺れる」をイメージしていましたので、見方が変わります。


             ・・・・・ 中略 ・・・・・



5寸柱に丸太柱を添えて四隅を支え、トラスの梁に大文字の筋交いで面を支えています。
正面の開口部が懸念されるものの、デッキ面にも沿わせた大筋交いが効いています。

      


「ここは、力が加わる・・・」と見に行くと、ボルトと鉄筋で固められています。
柱と柱(梁)、また柱の交差する大半の箇所はボルトと鉄筋で巴にピン止めして剛接続に。

      

      

      

      



一本一本の柱や、接合箇所を押しては引いて、揺らして曲げてみて・・
「これなら、抜けることは無い・・・」我ながら「よく作ってあるなぁ」と安堵します。


しかし、まだ危険です。 ボルト・鉄筋は10mmですので「細い」のです。
もし「これが折れたらどうだ?」と更に思考で試していきます。
屋根がない、壁がない。
デッキ面の重量と柱の自重だけで「軽い」ことが幸いしています。


弱い箇所は、足元なのです。
コンクリート地面にアンカーで柱を固定してはいますが、
コンクリートには鉄筋はなく、厚くて10㎝、アンカーは表層4㎝しか効いていません。

      

      


鉄柵側には丸太で足固めしていますので即座に問題とはならないでしょうが、
正面と階段側の柱にアンカーが抜けるくらいの力が加われば、
                 先にコンクリートが割れて、捥ぎ取られるでしょう。
丸太で足固め(丸太を地面に這わせる)すれば効果的と分かってはいるのですが、
「遊び」の邪魔になります。


思考実験では、もしコンクリートが割れたとしても、
      「筋交いが抑えてくれる」「倒壊することは無い」だろうと思います??


今回の地震は「新城市」辺りの地下10Kmくらいでマグニチュード4.6だったそうです。
マグニチュードが「1」違うと、大きさは32倍違うそうです。
「2」違うと、M1の約1000倍違う事になりますので、
もしM8だと・・・・今回の凡そ5万倍??  って、どれ位???


震度はややこしくて、地震のゆれと、人の感じかたやまわりの物の動き、 被害との関係から決めることになっているそうです。昔は気象庁の「人」が自身の結果から決めていた
そうで、今は「地震計」の示した数値と被害の程度から決まるものらしいです。


要するに、メチャクチャ大きい!!
「我が家」も「秘密基地」も、倒壊まではしないだろうけれども、
何らかの被害は出てくる可能性はある
           ・・・と、考えておいたほうが良さそうとの結論に至りました。




           

ご参照:
https://www.fdma.go.jp/relocation/syobodan/item/activity/education/bousai/survival_r020320.pdf


出来ることから一つずつ、出来ることを積み重ねておくのが大事のようです。



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