ogisan のブログ

DIYで外壁リフォーム、そして秘密基地

DIY 秘密基地25 66年人生にして初の「コンクリート」

私は、実はこれまで「仕事が忙しい」くて、あまりDIYらしいDIYは少ないのです。


「セメント」は自宅を建築した時はうれしくて、
    「レンガのこんなの」が欲しくて触りましたかが、それっ切りです。

    



あとはレンガの花壇がありますが、
花壇の下から芝が入ってくるので、ほとんど地面に埋めてしまいました。


築年数は、私の次女の誕生とほぼ同じですから、30年と少しを超えました。


この時に使ったのは「モルタル」です。
モルタルは「セメント」と「砂」に水を加えて作ります。
モルタルがレンガ同士を接着する接着剤の役割をしています。


基礎にはモルタルではなく
強い圧力に耐える「コンクリート」にする事が必要です。
コンクリートは「セメント」「砂」に「砂利」の配合を追加します。


つまり「モルタル」に「砂利」を混ぜれば「コンクリート」になる !!
      これなら経験のない私でも「作れそう」・・と、勉強から始めました ♡♡



1.配合を決めるコンクリートの専門用語
  「呼び強度」「スランプ」「粗骨材の最大寸法」・・・       よー分からん !!
  ともかく一般的には「砂利:砂:セメント:水 を 6:3:1:0.5」
      強いのは 「              4:2:1:0.5」らしいのです
  注意:素人は水を多き入れすぎる傾向があるので注意!        なるほど・・



2.一輪車のタイヤ交換
  30年も前の物ですので、空気抜けしていたタイヤを外していたら無くなっていたらしく
  タイヤを付けただけのことです。



3.型枠
  小さいので、大雑把です。

  

  ただ、鉄敷衍すを挟んでグルリを取り囲まないといけないので、とても面倒です。





3.「4:2:1」を採用。 どうせ行うのなら自慢できるように!
  一つの基礎の分量にして、先ずは「セメント」と「砂」です。
  砂利は予め「水」で濡らして準備しておきます。


  配合比を正しく      よく混ぜて         ハンドスコップの方が楽です

      


  水は少しずつ       砂利を加えて       兎に角よく練ります

       


  なんとなく「水」が少ないような・・しかし、配合を守りましょう ♡




3.型枠に流し込みます。
  こんなに狭い所から       鉄筋の端材でよく突きます

    

                  なんとなく固いなぁ・・
                  そうか! セメントなのです !!




4.角柱の基礎です。
  非常に入り組んでいて、結果的に「段ボール板」で型枠を作ることにしました。
  外からブロックで押さえておけば、ノープロブレム。 問題なしです。


  手順は同じですが、少しトロトロになるように「水」を多めにしてみました。


      流し込み易くなりました     突然の「ひらめき」

         

     鉄筋を入れよう!!

     

     表面に水が浮いてきます・・・やはり、ちょっと多かったのかなぁ・・・




5.少し余ったので「丸太柱」にも
     

                      型枠は「段ボール」でーすぅ ♡



6.養生
  コンクリートは直ぐに固まり始めますが、もう夕方です。
  明日は通院ですので、二日間このままの状態で養生しました。



7.アフター
   


   こりわあぁ!! 大失敗でしょーぅ!! #$%%&&’


   だからあぁー、水が絶~対に足りんと思ったのですよぅ ・・・



   こちらの角柱の方は、

     

       角に廻っていない箇所が見られるものの、マァ良い塩梅でしょう。


   こっちは?

     

        ほぼ完ぺき ♡♡




8.どうする? !
  もう、このままです。 やり直しはしません。
  フェンス鉄柱とアンカーで基礎直結してしますので、
                  地震を受けても大きな力は加わりません。
  この個所は「実験」で、
  鉄フェンスの立っていない開放された空間での「基礎」では失敗できないのです。



9.どうした?

     

                       モルタルで化粧塗りしました。



10.反省
   原因が「水の分量」か否かは、私には分かりません。
   水の分量ではなく、突きがマダマダ甘かったのかもしれません。
   また、更に情報を探ると「養生」に水を散水する必要もあったようです。


   配合は「4:2:1」ですので、モルタルの不足という事は無いでしょうし、
   然しながら、二度目は同じ配合で上手く出来ています。


   ネットの情報を鵜呑みにせず、自分の眼を信じる事も必要だったかもしれません。


   プロのお方からはご批評、ご批判もあるかもしれませんが、
   しかし、問題点が浮き彫りに出来て「実験成功」だったと考えます。


        

                        次は「筋交い」にチャレンジです。



追伸:20210605
   コンクリートの配合は「砂利:砂:セメント 4:3:1」ではなく、
             「          3:2:1」が正しいらしいのです。
   コンクリートの「巣」の事を「ジャンカ」と呼ぶそうです。
   ①流動性が不足して未充てんになる場合
   ②打込み速度が速く締固めが不十分になる場合
   ③粗骨材が一部に集まる場合
    (この場合は振動を掛けてもモルタルは隙間を充てんしない)
   ④モルタルが型枠の隙間から抜け出して骨材だけが残される場合など
   参考:https://www.ejcm.or.jp/jcm/monthly/0707/pdf/0707-03.pdf


   私の失敗は①か②、或いはその双方が原因ではないかと推測します。
   ①流動性が不足して、②締め固めが不十分になった・・ものと思われます。


   分かって良かった、残っている4か所目の基礎が「本番」です。
   




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