ogisan のブログ

DIYで外壁リフォーム、そして秘密基地

DIY 秘密基地 14 丸太フェンス「通しボルト」

桜は咲いたか、散るが早いか。

        


孫二家族の家を連荘でお泊りする事になりました。
一番下の末っ子が「ジ・・・」「ジジ」「ジッジ」と呼ぶようになってくれました。
幼児に難しい「濁音」をママが練習させてくれたんでしょうね 、
何よりも嬉しい娘からのプレゼントです ♡♡
でも、
上三人は「ババさんの隣で食べるぅ」「ねるぅ」「ハバさんがいいーー!!」です。


丸太フェンスの仮設はまだ完了していませんが、
本工事に適用予定の「通しボルト」をテストしてみます。
柱に穴を貫通させてボルトを通してナットで締めるだけの事ですが、初めての事です。
秘密基地の要にもなる工法なので、今の内に問題を出しておく事にします。




1.道具
  「10mmφ L400 木工ロングドリルビット」
  道具は安い時に買い込んでいますので、手作業用のビットが1本ありました。
  電動ドリル用は12mmφが有りましたが、
  手持数が少ない M12 ナットを秘密基地用に回して、山盛りの M10 を消化たいので、
  まぁ、初めての事は手作業でまずやってみるのが良いとプラス思考です。




2.材料(一箇所)
  M10,2m の全ねじボルトからディスクグラインダーで寸切りしたボルト x1
  ナット x2,ワッシャー x2

  





3.狙いをつける
  丸太は番線で巻いて中心に頭がきていますので、
  避けてやや斜めに貫通して、頭の真横辺りにボルトが出てくれるように向きを合せます
  ビット先端の木ねじ部分を突き刺して、角度を定めて回していきます。

        



  最初は簡単に楽に手で回せます。この間に向きや角度がずれないように狙いを付けて
  手で回せない位にドリルが入りました。
  さて、何をハンドルにしようかと手当たり次第に試してみます。

       

      

  今のところ「3号ドライバー」が使い易かったです。



4.穴を貫通させる
  最初の一本は、お見事、狙い通りです。

       


  ドリルのキリの部分が通った所は穴が切れていますが、溝の部分が残ります。
  ドリルを半時計に巻き戻すと抜けますが、下穴は小さくなつてボルトが通りません。
  ドリルは時計方向に回しながら抜き取ることで丁度10mmφの下穴になります。



5.ボルトを通します
  手前側にナットとワッシャーをセットして、貫通した穴にボルトを打ち込みます。
  先にボルトを叩くと溝が潰れてナットが通らなくなります。
  ピッタリサイズですので、通すのには結構力が要ります。

       




6.通ったボルトにもワッシャーとナットを通します
  寸法に余裕を取っていますので、内側は2~3cm、残り(5㎝位)を外に出します。
  外に長く出しているのは「通行人」からボルトがはっきりと見えるように狙いました。
  丸太の番線縛りでは、怖くて近づけません。
  ちゃんと「ボルトを通していますよ」と見て安心して貰う為です。




7.ボルト締め
  両側からナットを締めこんでいきます。
  ワッシャーの全面が丸太に食い込む程度です。
  それ以上締めても、締結力は低下していきます。
  メガネレンチを用意したのですが、ラチェットを持ってくるべきでした。
  ほぼ、完璧かな?

       




8.番線増し締め
  ボルトで締めこんだのですから「番線」に緩みが出てきてしまいました。
  この個所は「番線を斜めに差して締める」方法でしたので、締まりが緩かったようです
  増し締めすることになりました。



9.二か所目
  貫通した穴がちょうど番線の頭に通ってしまいました。
  番線は巻き戻して締め直しは出来ませんので、切るか、頭を叩いてずらすかです。
  しっかりと締めていますから、少しずつ「動いてくれぇ~」と根気よくです。

        




10.三か所目
  番線を占めた部分からドリルで穴をあければ、狙わずとも開けられると気付きました。
  ボルトを締めても、番線を交差せずに通した個所は僅かに緩みが出ます。




11.四か所目
  ほぼ無難に作業方法ができました。
  4箇所に2時間を費やしました。
  ビットの長さは丁度良い位でした。




12.分かったこと
  1)重いハンマーが必要
  2)ラチェットレンチが必要
  3)番線の頭の方からキリを空けていくこと
  4)ボルト通しする箇所の番線は「仮締め」だけにしておく事
  5)ロングドリルビットは電動ドリル用 L300~L400mm 位の長さが必要
    ピットの手配が必要




13.強度計算
   ネジ最小引張破断荷重 M10 鋼 24,400N=2,480kgf   ステンレス 29,000N=2,959kgf
              M12   35,400N=3,612kgf        42,150N=4,301kgf
   番線とは桁外れの「強度」です。
   この強度で締結すれば、南海トラフ地震にも耐え得るだろうと計算中です。
   次は「筋交い」をテストしたいのですが、丸太フェンスを張ってからになります。
   フェンス、いつ頃に終われそうかなぁ?? ・・・・・




14.うん、待てよ? 問題発生
  この柱に「秘密基地」の柱を締結する設計なのですが、「ボルトが当たる」!!

            




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