ogisan のブログ

DIYで外壁リフォーム、そして秘密基地

DIY 秘密基地38 「梁」にするか「桁」にするか!

棟上げはしましたが、これでは全く耐力が持たない事が分かっています。


公共の展望デッキでは、太い「梁」が使われています。
しかし。私が頂戴できた「材料」は限られています。
大体が、「梁」はホームセンターに置いていませんし、有っても予算が足りません。


鉄フェンスの二面と階段設置予定の側面には、1mスパンで柱が立ちます。
                           こちらは問題は有りません。


正面を幅6mの「梁」にしますと、杉の105角柱の梁では強度が全く足りません。



       ・・・ これでは、耐えれん !! ・・・



しかし、正面に柱が立つと子供たちの遊びの邪魔、敷地が狭くなります。


実用的には「柱」のスパンも、「梁」のスパンも「2m」が一つの目安になります。
2mを超えると、部材強度が極端に弱くなってしまうのです。
これを念頭に、
「製材された柱」は床材を乗せる梁として使うだけで、あとは丸太で組んでいきます。


・・中略・・



正面は、邪魔にはなるものの、止む無く2mスパンで柱2本とする事にしました。
                   これが一番シンプルで確実な強度を得られます。




これならどうかなぁ・・
正面の柱は2mスパン、奥行きは3m有るので「梁」を「桁」にしてみる事にしました。




「桁」とは、



強固な構造は「トラス構造」にする事です。

      

斜めの「筋交い」を連続した三角形の形にすることで、飛躍的に強度が高まります。


鉄道などでの陸橋にも多く見られる構造ですね。
「段ボール板」が強いのも、断面はこの「形」になっているからです。


実は、外壁再塗装の足場強度を増強するのにも採用した工法です。
      ご参照
      



しかし、この時の様に、細い杉の角材をスクリューで止めた程度では耐えられません。
製材された柱でしたら、丸太端材を斜めに切断して梁に並べていく方法が採れるのですが
「丸太の梁」にでは転がってしまい、ボルトを使って「節点」を止める事になります。



部材をたくさん必要とし、そして手数(作業日数)が掛かってしまうのです。
また桁の「高さ」が必要となり、低い地上高で 頭 が梁に当たってしまう ・・・ のです
デッキの中央部を支える梁だけは、この強固な「トラス桁」にしようとは構想してはいます



奥行きに使っている3m長 の「梁」は、
トラスではなく「ラーメン構造」を使う事にしました。
三角形ではなく、四角形の窓をたくさん作って、剛力を高めようとする工法です。

        


強度ではトラスの方が強いのですが、部品点数が少なく、手間もかかりません。
コンパクトに出来るのが最大の特徴です。



子供は日に日に成長し、待ってはくれません。
上の子は5月に「六歳」を迎えまして、もう間もなく小学校に上がります。



間に合わせたい・・・
短工期 でもトラス並みの強度は出したい・・・。



お気付きになりましたでしょうか?
実は「写真」では、既に「ラーメン構造」の桁になっているのです。


では、詳しい「作り方」と強度の結果は、次回ブログでご紹介して参ります。

    







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