ogisan のブログ

DIYで外壁リフォーム、そして秘密基地

DIY19 チェーンソーが回らん !!

前回のブログ記事では「電動チェーンソー」で「つげ」を伐採しました。 
         
この「チェーンソー」も「ジャンク」で500円でゲットしたものです。
小型の電動モーターですがマキタのブランドで、動作しましたのでラッキーでした。


ところが、伐採に掛かったところ「動いたり・動かなくなったり」の不調になりました。


昔のやり方では「叩けば直る」です。
このやり方で「直る」のですが、ついに「叩いても直らん !!」になりました。


取り急ぎ伐採は予備のチェーンソーを持ち出して済ませたものの、
そうかぁ、だから「ジャンク」にしていたのかと理解しました。


このような症状は、不良個所ワースト3は、次のように大体決まっています。
一位 コードの断線
二位 カーボンブラシの消耗か劣化
三位 スイッチの接触不良


今日は雨天で屋外作業が出来ません。


そこで、チェーンソーの修理をすることにしました。




1.コードの断線 ?
  チェーンソーに限らず「電動工具」や、「家電製品」で電源が入らなくなったら、
  ほとんどはこのケースです。
  「電動工具」は電源コードにキャプタイヤコードという肉厚の絶縁体を被覆に
  使っていますので、断線しにくいのですが、現場で乱暴に扱われれば切れます。
  手直しが悪いと「発熱」して「発火」や「感電・漏電」にもなります。


 切れるのは3か所
 1)キャプタイヤコードが既に断線し、テキトーな接続をして絶縁テープを巻いている。
   チェーンソーや丸鋸、ヘッジトリマーのような「刃物」は、
   自分の刃で自身のケーブルを切ってしまう事は多いです。

     


   切れた電線の先の被覆を剥いて巻き付けただけ。
   これがワースト1です。         

       

               「電線の巻きが緩んでいる」「電線が錆びている」など、



   修理は「圧着スリーブ」か「はんだ付け」をして自己融着テープで被覆を覆えばOK

     

     


 2)プラグの根元の断線

     

     電源コードをドラムに差したまま無理に引っ張りますと、
     この部分が断線します。


     この場合はプラグ交換ですが、電動工具では「防水プラグ」を使いましょう。
     

            1個 200円位です



 3)電動工具の電源コードの根元の断線

     

     電源コードが断線し難いように「コードガード」を通っていますが、
     何度も折り返されていると、この部分が断線します。
     もしくは、電動工具を引っ張って、電動工具の中の端子から断線します。


     この場合は、電動工具を解体して断線箇所を修理することになります。


               コードガードも劣化しているようでしたら、併せて交換したいですね。

                          

                   1個100円位なのですが「送料」が・・・
                   ホームセンターで取り寄せてもらうと、送料がかかりません。






2.そこで、解体してみました。

     

     解体中の写真は、撮影を失念しました。
     難しくなく、ただ外筐を止めているビスを外すだけです。


  結果:テスターで調べても、キャプタイヤケーブルに断線箇所無し。
     そうすると、ワースト2へ進みます。




3.カーボンブラシの消耗か劣化 ?
  モーターのブラシカバーを外すと「電極」が見えます。

     

  
 この「電極」を引き抜くと、「カーボンブラシ」の先端がほとんど出ていませんねぇ

     

     指で押しても、固く、固着して動きません。


  今回の原因は「カーボンブラシ」が固着してモーターの電極子に接触できなくなり
  モーターに電流が流れずに回転しなくなったものでした。


  では、この電極から「カーボンブラシ」を抜き取ってみます。
  結構固まっています・・・    ドライバーで押し抜いて


  抜けたぁぁーー
     


  ̻スプリングの先端に付いている黒い四角が「カーボンブラシ」です。
  名称の通りカーボンの塊ですが、
  この表面が凸凹と荒れて太っています。


  この原因は「水」ですねぇ。
  水没の可能性もありますが、
  雨天の中で作業していたか、雨天に工具を出しっぱなしにしていたか・・でしょう。


  修理 は、DIYでは部品交換にお金は出しません。
  マイナスドライバーのような物で、カーボンの表面を滑らかになるように「磨き」ます
  
     丁寧に削って磨くように       ハウジングの内側も

       


  カーボンをハウジングに納めて、指で押して

       

   スムーズに摺動するようになれば、修理できました。


  後は、解体したのと逆の手順でカーボンブラシを取り付けます。
  
  テスト運転:おおーっっ、回った、回ったぁ~ ♡♡
        カーボンブラシは2個セットで500~1000円位しますからねぇ !!


  影の声  :先に見ていれば、工具の解体なんかしなくて済んだのにねぇ・・





4.スイッチの接触不良?
         ・・は、物理的に損傷を与えていない限り、ほとんどありません。
   見るか触るかすれば、スイッチの不良は判断できます。
   ただし、電動ドライバーのようにスイッチの引き加減でスピードを制御するタイプは
   スイッチの内部の電子部品が稀に故障する場合は有ります。
   これも「雨ざらし」にしていたがワースト1です。


   この場合は直ることもあれば、「部品交換」になることも。
  




5.最終確認

  


  



雨天でフェンスが進みません。
このようなテーマで、ブログをつないでいきましょう。





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