ogisan のブログ

DIYで外壁リフォーム、そして秘密基地

DIY外壁リフォーム 04 「欠陥 平瓦の差替え」

前回「DIY外壁リフォーム 03」で鬼瓦剥がれの修繕を終えて、
ヒビ割れの「平瓦」も差替えました。
これは素人でも簡単にできますよ。

 

上に載っている瓦の端を持ち上げて、割れた瓦を引き抜く。
差替え用瓦を差し込んで、爪が瓦に掛かったら手を放して位置を整える。
これだけです。


詳しいやり方はネット上に沢山掲載されています。
POINTだけ:
1.難関は、どうやって屋根に登るか! これはご事情でご判断下さいませ。
  1階屋根はアルミ梯子でも登れますが、2階屋根に二連梯子で登るのは危険を覚悟。
  「絶対安全」を確保してください。


2.業者さんによっては、見積り点検時に
  「替えの瓦はありますか? これ位サービスでやっておきますよ」は、有難いですね。
  但し見積を悪用しない様にしましょう。飽くまでも、ついでに頼る程度がマナーです。


3.瓦が「釘」で止められている場合は「釘抜き」で抜きます。
  釘を抜いても、次に釘で止める事は(絶対に)しません。
  同じ個所に二度の釘は効きません。
  下手に釘打ちすれば、其処から水が滲み込んで雨漏りします。
  瓦のズレ防止を行うのでしたら「シリコンコーキング剤」で止めます。


4.ヒビが軽度で直すお金が無い場合は「アルミ箔テープ」を貼れば良いという業者も。
  DIYで直す一つの方法としては、なる程とは思いますが・・。
  「アルミ蒸着」ではなく、厚みの有る「箔テープ」で無いといけませんね。


見つかった!! 我が家の欠陥工事!!
1.瓦のズレ防止のシリコンが、瓦の「谷」で止められている。
  どうしても経年と共に、風、台風、瓦自身の重み等で、瓦の並びが歪んだり、
  屋根瓦全体が下がってきたりします。
  新築後2,3回、建築会社に手入れや雨漏りを修繕もして頂きました。
  今回初めて私自身が屋根に上がってその跡を見ますと、
  シリコンで屋根瓦のズレ防止しているのは容認しますが「瓦の谷を真横真一文字」に!
  雨水が流れる部分を留めれば、雨漏りするでは無いですか!


  後日、【写真掲載】します。


2.正しい固定方法

     

  シリコンは、隣の袖瓦の「山」に「縦」に塗れます。
  いいえ、瓦全体の重みを留めるのでなければ、シリコンは点でポン付けで良いのです。
  瓦の爪が効いていれば、そのままで何もしなくて良いです。
  屋根の水の流れは非常に複雑で想定外も多く、屋根専門業者でも予測が難しいですから
  素人知識で安易に弄ってしまいますと、雨漏りに繋がります。
  既存の水の流れを変えない様に、最小限に止めないといけません。


  素人でも分かる事を、真一文字に堰き止めてしまうのが、金を取るプロの施工です。
  もし屋根を手入れして頂いたら、必ず出来栄えを「写真」に取らせて確認しましょう。


3.どうしよう・・
  今更遅い。シリコンを剥がすには、葺替えた方が安いでしょう。
  屋根裏点検したいのですが、手術を受けて屋根裏に上がるのに危険な体なのですね。
  「今、雨漏りを生じてはいない」と信じるしかありません。


  自分の目で見れない業者の施工部分は「写真」で確認する。
  怠ったと「反省」しています。


忘備録資料編:
 1.瓦屋根標準施工要領書 - 一般社団法人全日本瓦工事業連盟
   http://www.yane.or.jp/manual/53a/pdf_53a.pdf






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